子どものことをどこまで信じるか、どこまで任せるかを判断するのは、親にとって重要な瞬間かと思います。今回は、筆者の知人Aさんが、良かれと思って子どもに任せた、とんでもエピソードをご紹介します。

予想外の展開に、別の涙が……

娘が料理に挑戦する宣言をした、次の週末の朝のことでした、「ママ! 私、留守番してるから、出かけてきていいよ!」と娘が言うので、Aさんは出かけることにしました。留守番をしてもらうことはちょくちょくあるものの、娘からお出かけを薦めてくることはなかったので、頼もしくなったな、と感心していました。
しかし、買い物や散歩など2時間ほど過ごしお昼の12時ごろに帰宅すると、家の中に何やら焦げ臭い匂いが充満していました。なんと、娘がお昼ごはんを作ってくれていたのですが、ちょっと目を離したすきに盛大に焦がしてしまったのです。
幸い火事にはならなかったものの、Aさんが大事に使っていたフライパンは真っ黒焦げになってしまいました。
その後、Aさんが見ていない時は、電子レンジだけ使うことを許しました。これで大丈夫だと思ったのもつかの間、次の日に生卵をレンジに入れてしまい、大爆発させてしまったのです。

「あれ~? なんでダメなんだろう?」と、娘は心の底から不思議に思っていました。これからは娘が料理をするたびに側についていないといけないし、気をつけないと調理器具を全部壊されてしまいそうです。Aさんにとって、とほほな年明けとなったのでした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり
読者モデルを経て、ライターに転身。仕事柄、美容や装いにこだわる女性たちの心理やリアルに興味を持ち、取材。結婚・出産を機に現在は、育児をしながら、女性としての美や健康も両立する女性を主な取材対象に、いつまでもきれいで美しい人生を送るための秘訣をリサーチし発信する女性向けコラムニスト。女性の人間関係に注目した記事も人気。

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