友人と旅行に行った際、化粧水や洗顔料を忘れて友人に借りた経験のある人も多いのではないでしょうか。少し申し訳ない気持ちで借りる人が殆どですが、中には全く悪びれない人もいるようです。今回はそんな化粧品の貸し借りで不快な思いをした経験のある筆者の知人、Tさんのお話です。

そして夜。
3人で温泉を楽しみ、Tさんはお風呂上がりにMさんも使えるよう化粧品の入ったポーチを洗面台に置こうとしました。
「ねえねえ、化粧水貸して?」
しかしMさんがそう言って頼んだのは、セレブ妻の友人のほうでした。
「いいわよ」
「ありがとう! これすごく高いやつでしょ? さすがセレブ妻だよね」
Mさんはそう言いながらセレブ妻が差し出した化粧水や乳液を遠慮なく手のひらに出しました。

「あー。1回いい化粧品使うともう戻れなくなりそう! Tももっといいやつ使ったほうがいいよ。いつも安いやつじゃんね」
その言葉にTさんは絶句。

その後TさんはMさんと旅行に行った先で「化粧品貸して」と言われても、「私のは安いやつだから使いたくないでしょ」と断るようになりました。

それからはどちらからともなく旅行に誘う回数が減り、Tさんが結婚して遠くに引っ越したことで、Mさんと旅行に行くことはなくなってしまったそうです。

悪気はなかったのかもしれませんが、人から借りて使わせてもらっているものに文句をつけるのは良くないですよね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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