筆者の友人W子は、夫と2人の息子と穏やかに暮らしていました。そんなW子の悩みは、夫の親族の仲が悪すぎること。よると触ると揉め事が起きるので、W子はうんざりしていたそうです。そんなW子から聞いた驚きのエピソードをご紹介します。

夫の祖母の他界

そんなある日、夫の祖母が亡くなり、葬儀などを長男である義父が行うことになりました。
葬儀には夫の姉弟家族や叔父・叔母、夫の従妹たちも参列。
すると葬儀場での会食中にいきなり夫の叔父にあたる義父の弟が、「兄さん、遺産の分配はどうする?」と言い出したのです。

まだお葬式も済んでいないのに、いきなりお金の話とは……と私は驚きました。
叔父の発言をきっかけに、叔母たちも遺産の話に食いついたため、あっという間に修羅場になってしまったのです。

浅ましい……

夫の話では、叔父や叔母たちは自分たちの母親が具合が悪く、入院をしていてもお見舞いにも来なかったとか。
施設への入所が決まると、すぐにでも実家を売ろうとしたり、祖母の貯金を生前贈与しようなどを言い出したりして、金銭の管理を任されていた義父はかなり困っていたそうです。

まだ葬儀中にもかかわらず、お金の話で揉めまくる親族を見て、夫は「ばかじゃねぇの?」と怒り心頭の様子でした。

喝!

そんな時、ちょうど休憩室の前を通った住職が親族の揉め事を見て「いい加減になさい!」と怒ってくれたのです。

「仏様の前で恥ずかしい! あなたがたには人の心がないのですか?」と言われてしまい、叔父・叔母たちは恥ずかしそうに黙りました。

その後、四十九日の納骨の際にも、ご住職は呆れたような顔。
親族として同席していた、私たち夫婦まで恥ずかしい思いをしました。

遺産相続は遺言書があったことですんなり収束したようですが、私も夫も、今回のことをきっかけに親族のお付き合いは控えることにしています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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