我が子が人様に迷惑をかけてしまったとき、「親としてどのようにふるまうか」はとても重要です。相手の信頼を完全に失うか、逆に得られるかが決まると言っても過言ではないでしょう。今回は私の友人A子さんから聞いた、息子の友だちにママチャリを傷つけられたときにかけられた驚きの言葉をご紹介します。
画像: 息子の友だちが自転車を傷つけた! 親に報告するも「まぁ、そういうものですよね(笑)」って、え!?

近所に住むK太くん

A子の小2の息子S輔と同級生のK太くんは、ご近所に住んでいます。S輔とK太くんは幼稚園時代から仲良しで、今でもK太くんはA子宅によく遊びに来てくれます。K太くんが遊びに来るときはいつも自転車に乗って来るのですが、A子には少し気になる点がありました。

それは、K太くんが自転車置き場に着くや否や、早く遊びたいからなのか面倒くさいからなのか、ものすごい勢いで乗り捨てることでした。自転車のスタンドがあるにもかかわらず一切使っていないよう。自転車を乗り捨てるときの「ガチャーン」という音で、K太くんが来たとすぐわかるほどでした。

ものすごい音が! 窓からのぞくと…

ある日、いつもより大きな音がしたので、「まさかK太くんが自転車と一緒に転倒した?」と思い、窓から急いで自転車置き場の方を見たA子。すると、K太くんの自転車だけでなく、A子のママチャリも倒れていました。

A子は「ケガはない?」とK太くんに確認しましたが、特にケガはなく大丈夫そうでした。しかし、A子の購入したばかりのママチャリに傷が……。大した傷ではありませんでしたが、K太くんには「ここに来るときはもっとスピード落として、自転車はスタンドを使って停めてくれる?」と再度注意。A子はママチャリを見ながら「ここ傷ついちゃったなー」とK太くんの前でそれとなく言ってみたのですが、K太くんには笑ってごまかされてしまいました。

K太くんのママに報告すべきか迷ったものの、大した傷でもなかったため、K太くんからママに報告してくれることを期待してA子から伝えることはしませんでした。

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