不妊治療中は、誰しもがメンタルが不安定になるようです。先の見えない不安や確定しない妊娠など、身体的な痛みだけではなく精神的にも疲労してしまいます。
今回は筆者の友人A子さんが体験した、不妊治療中の身内とのトラブル談をご紹介します。

お祝いしたい気持ちは本当。だけど……

姉から「早くA子に会いたいし見てもらいたい!」と、赤ちゃんの写真が沢山送り付けられてくるのです。
その後も「先輩ママの意見を聞きたい」などと質問の嵐で、事あるごとに子どもの写真を沢山送ってくる姉……。

さらに出産祝いのお返しには、でかでかと子どもの写真が載せられていました。
それを見て、A子さんはさらにモヤモヤした気持ちが募っていったのです。

蔑ろにされた我が子のこと、どうしても引っかかる

実は、A子さんが出産祝いのお返しを考えていた時、姉夫から、

「お返しには子どもの写真を載せないでほしい」

そう事前に拒否されてしまったので、我が子の写真を載せることは出来なかったのです。
そのため、姉夫婦はA子さんの息子を一度も見た事がありません。

A子さんは産まれたての我が子を祝ってもらうどころか避けられていたのに、堂々と見せつけてくる姉を見ると、どうしてもモヤモヤしてしまいます。

姉の念願の子どもを祝いたい気持ちはもちろんあるのですが、
「我が子はこんなに拒否され続けたのに?」
という気持ちがとれず、正直あまり会いたくないとまで思ってしまいます……。

まとめ

不妊治療の辛さは経験者にしか分かりません。しかし、それで周りと関係がこじれてしまうというのもよく聞く話です。
気分が落ち着くまで、少し距離をとってみるのもいいかもしれませんね。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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