産んでくれた親には感謝はすれど、それぞれの人生がありますし、子どもは親の専有物ではありません。今回は、筆者の友人から聞いた話をご紹介します。厳しい母親に育てられたと話す友人の話を聞き、自分の子育ては間違っていないだろうかと考えさせられました。
画像: 母「頭の良い子としか遊んじゃダメ」欲しかったものは、損得で切り捨てられた──今、母になって思うこと

厳しい母親

私の母親は、何事に対しても損得勘定で考える人でした。

例えば、やりたい習い事は将来役に立つかどうかで判断されました。そのため、地元の合唱団に入りたかったのですが、「歌手になんてなれないんだからそんなもの習ってもお金と時間のムダ」と却下され、そろばんと英語塾に行くよう言い聞かせられました。

誕生日やクリスマスプレゼントは教育に関係するものばかりで、みんなが持っているようなゲームやぬいぐるみは買ってくれませんでした。

友達付き合いも監視

さらに、遊ぶ友達も母に選別されました。少しでもやんちゃだったり評判の悪い子とは関わらないように言い聞かせられ、成績の良い子や家柄の良い子と遊ぶように口酸っぱく言われました。「あんな子と一緒にいてもあなたの得にならない。お互い高め合えるようなレベルの高い子と遊びなさい」と、今思えばひどい内容も言われたことがあります。

みんながやるような、放課後学校に集まってドッヂボールをしたり、公園でお菓子を食べて遊んだりした経験はありません。

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