筆者の友人・A衣は、しつけと称して父親から壮絶な暴力を受けてきました。母親も兄2人も同じ。そんな父親が子どもたちの結婚・出産を機に、急に良い父親を演じるようになったそうです。A衣たちの出した答えとは──?

今までの悪行を全て棚に上げ、都合の良いことを言う父親に対し、私は腹が立ったため着信拒否。
2人の兄も「今までさんざんぶん殴られてきたのに、今さらお祝いなんてする気はない。それにそんな暴力的な人には孫を会わせたくない。」と絶縁を宣言しました。

母の安全

私と2人の兄は、父親と一緒にいる母のことだけが心配でした。
兄が連絡を取ると、母も「毎日お父さんが家にいるなんて私には無理。離婚をしようと思っている。」と離婚を考えていることがわかりました。

私たち3人は母親を離婚させるために弁護士を探し、父親と離婚できるように計画。
結局、母は父親と離婚が成立し、上の兄と同居することになりました。

さんざんやりたい放題をしてきた父親は、私はもちろん母も2人の兄も一切連絡を拒否しているため、今どこで何をしているのかすら知りません。
自分の都合だけで周りを貶めてきた父親には、相応しい老後でしょう。
母の安全は守られたので、これからは兄たちと一緒に楽しい生活を送らせてあげたいと思っています。

【体験者:40代女性・パート、回答時期:2025年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.