「もし次の仕事が見つからなかったら」辞める覚悟ができない私 → 友人の一言に「ハッとした」

友人の一言にハッとする

「辞めたい気持ちはあるけど、ちゃんと次が見つかるか不安で……」と話すと、Bさんは一瞬考えた後、こう言いました。

「A子が決めたことなら、それでいいんじゃない？ どんな選択でも、A子ならきっとやっていけるよ。」

その言葉を聞いた瞬間、私はハッとしました。「正解なんてないのかもしれない。大切なのは、自分が納得できる選択をすることだ」と気づいたのです。

一歩踏み出す勇気

その日の帰り道、私はこれまでの迷いが少し晴れた気がしました。翌日、思い切って上司に退職の意思を伝えました。もちろん不安はありましたが、友人の言葉を思い出し、「自分の選択を信じてみよう」と心に決めました。

その後、少し時間はかかりましたが、新しい仕事も見つかり、以前より心穏やかに働けるようになりました。Bさんの「それでいいんじゃない？」という一言が、私の迷いを吹き飛ばし、自信を取り戻すきっかけになりました。人生の選択に正解はありませんが、自分を信じて進むことが大切だと気づけた経験でした。

【体験者：30代・女性会社員、回答時期：2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。