義理の親とは違い、実の親には子どもを預けやすいと感じている人がほとんどでしょう。しかし、いくら孫はかわいいと言えど、預け過ぎはよくありませんよね。今回は私の友人A子から聞いた、子守りを実の親に任せて出歩く娘の話を紹介します。
画像: 【感謝しない義妹】子守りを周りに押し付けて──自分だけお出かけ!? 仲良くなれる気がしません

子どもを置いて出歩く義妹

A子の義妹は、結婚して2児の母をしています。週末になるとよく、A子宅の隣にある義実家に子どもを連れて遊びに来るのですが、子ども2人を姑と舅に任せて義妹1人で出歩くことが多くなっているのが気になっていました。自分の実の親なので子どもを預けやすいのでしょう。しかし、月に1日や2日程度親に預けるのなら理解できるものの、しょっちゅう遊びに来ては1人で遊びに出かけてしまうのです。

しわ寄せがA子に……

しかも、そのしわ寄せがA子にやってくるのです。姑は最近バス降車中につまずいてしまい、転倒。そこから膝が痛いと言っています。舅は足腰はまだ元気なのですが、70歳を超えているので機敏な動きは難しいのが現状です。

義妹の子どもは6歳と4歳の男の子で、非常に活発。とてもではありませんが、膝の悪いおばあさんと動きの鈍いおじいさんが長時間世話をできる相手ではありません。そのため、いつも義両親が子どものいないA子に助けを求めてくるのです。

感謝の一言もナシ

A子が義妹から直接子守りを依頼されたことはありません。また、A子も子どもたちのことは嫌いではありませんが、義妹から子どもの面倒を見ていることを感謝されたこともなく……。A子はそれが納得いかなかったのです。

仲良くなれる気がしない……

義両親から「A子さんが子守りをしてくれたのよ」と言われているはずなのに、「ありがとう」の一言もない義妹。A子はそんな義妹とは仲良くなれる気がしませんでした。子どもたちには常識の分かるまともな大人になってほしいと心から願っています。

高齢の義両親のことを思って、義妹の子どもたちの子守りをしているA子。義妹も育児に疲れているのかもしれませんが、両親のことを気遣う必要もあるでしょう。近く、夫を通して義妹に抗議してもらうそうです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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