兄弟や姉妹がいる人は、誰でも1度は「どうしてあの子ばかり……」と不満を感じたり、嫉妬した経験があるのではないでしょうか。今回は長年の時を経て親の真意を知ったエピソードを友人が聞かせてくれました。
画像: 私には厳しく、妹には優しかった母。「私は愛されていないの?」→ 母が他界後、やっと許せた理由

厳しく育てられた私と、自由に育てられた妹

私(恵美(仮名))は幼い頃から厳しく躾けられ、母の意向で様々な習い事に通わされていました。
勉強面でも厳しく、テストで悪い点を取ろうものなら、容赦ない叱責が飛んできたものです。

一方、3歳下の妹(加奈子(仮名))は、まるで別世界に住んでいるかのよう。
習い事は本人がやりたいものだけ。私が机に向かって勉強させられている間、妹はのんびり好きな遊びをしていました。

どうして私だけ?

この違いに、私は長年疑問を抱き、母に不満を募らせていました。
「どうして妹ばかり自由にさせているの?」
「どうして私だけこんなに厳しくするの?」と。

特に思春期には、何度も母と衝突しました。
妹はいつもおっとりしていて、私と母の喧嘩をどこか他人事のように眺めていたものです。それが余計に私を苛立たせました。

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