【30年ぶりの同窓会】なんだ、私だけじゃなかった（笑）参加前の不安が一瞬で消えたワケ

同窓会のお知らせ

ある日、私のもとに中学校同窓会のお知らせが届きました。

「まぁ、懐かしい……」
思わず口もとが緩んだのも束の間、すぐに気が重くなってしまった私。

卒業してから実に30年。
何を隠そう、その経過した年と同じく、あのときから30kgも増量してしまったのです。

すっかり変わってしまった自分に、みんなは気付いてくれるだろうか。
というより、私のことを覚えているだろうか。
みんなは、どんな風に変わっているのだろう。

30年ぶりの再会で！？

不安を抱えながらも、旧友に会いたい気持ちが勝った私は、結局同窓会に参加することに。

当日、受付で名札を受け取り、おそるおそる会場を見渡すと、どこか見覚えのある雰囲気の女性と目が合いました。
お互いに軽く会釈を交わし、「お久しぶりです」と他人行儀な挨拶。

でも、どうにも落ち着かない。この人、誰だっけ――？
さりげなく名札に目をやった瞬間、私は思わず声を上げてしまいました。