筆者の話です。
コロナ禍の前、まだ美容師さんがマスクをしていなかった頃。
私はいつもの美容院を訪れ、カットをお願いしました。
その日は、新人の男性美容師がシャンプーとドライヤーを担当することになったのですが……?

そのままブロー??

シャンプーが終わり、髪を乾かす際、さらに不快な状況が待っていました。
彼は鼻水が止まらないのか、手の甲で鼻をぬぐいながらドライヤーを操作。

椅子に座り鏡を見ている私は、彼の手元から視線を外すことができなくなりました。
洗いたての髪がサラサラになるはずが、鼻水が髪に触れるのではないかとヒヤヒヤするばかり。
さらに続く花粉症トーク、その態度に驚き、不快感が募るばかりでした。

清潔感の欠如に失望

その後、仕上げはいつもの担当の美容師さんが行ってくれましたが、気持ちはもう最悪です。
美容師さんが変わったことで花粉症の話はなくなりましたが、どんなに楽しい話をしてくださっても、気分は全く上がりません。
「美容院は清潔でリラックスできる場所」 のはずが、そのイメージがすっかり崩れてしまいました。

帰り際、担当美容師さんを呼び出し
「花粉症なのはわかったけれど、鼻を拭きながらブローするのは止めてほしい。申し訳ないけど、あの新人さんにはもう触られたくない」
と伝え、次回以降は別のスタッフをお願いして美容院を後にしました。

花粉症は仕方がない、でも……

花粉症の辛さは理解しますが、美容院はお客様が安心して施術を受けられる清潔な環境が大前提。
どんなに忙しくても、お客様が不快に感じる行動は避けるべきだと思うのです。

気分を上げたくて来店しているお客様に、衛生面を疑われる話題をするのも好ましくない。
美容院に求めるのは技術だけではなく、衛生面や接客の配慮が重要であると再認識した出来事です。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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