恋愛スタイルは人それぞれですし、出会いの在り方も多岐に渡るものです。
なので頑張って婚活している人に向かって、否定的な発言を行うのはマナー違反と言えるでしょう。
そこで今回は、婚活を行っていた筆者の体験談を紹介しますね!
画像: 結婚相談所は「モテない人の集まり(笑)」心ないセリフを連発する同僚女性の悲しい末路

自然な出会いにこだわる女性A

私が婚活を行っていた頃に、働いていた会社にAという4歳年下の女性がいました。
はじめの内こそ、趣味が同じこともあって、Aと雑談を交わしていましたが、だんだんと彼女の心無い発言に辟易する場面が増えていきます。

婚活の話をする度に、Aは私のことを否定して来るのでした。
「婚活してるんですかー。私は六条さんより4つ年下だから、まだ全然焦ってませんね」
「ワザワザ結婚相談所に登録してるんですか? お金まで支払って出会いを探すなんて、マトモな人はいなさそうですね(笑)」
このような言葉ばかり飛んでくるので、私も最終的にはAと距離を置くようになったのです。

ご縁あって交際に

そんな私も、ご縁あって結婚相談所で出会った男性と交際をスタートさせます。
そのことは勿論、Aには話していなかったのですが、別の人からその話を聞いたらしく、Aは興味津々に私に詮索を行ってきました。

「聞きましたよ六条さん! やっと彼氏出来たそうじゃないですか! どんな人なんですか? 写真見せて下さいよ!」
渋々、Aに恋人の写真を見せると、意外なことにAはショックを受けたようです。
「え? この人、六条さんには勿体ないくらいイケメンじゃないですか!」
どうやらAにとって、彼の顔はタイプだったようです。

普段の発言を大切に

その一件以降、Aは私に「彼氏さんの友人で、良い人いないんですか? 私も、六条さんみたいにイケメンと付き合いたいです!」と度々、私にお願いしてくるようになりました。
ですが私は、彼女の人を見下す癖をよく知っていますから、彼女のことを男性に紹介しようとは思いません。

それに、今までAが私に行ってきた発言を振り返っても、やはり彼女と必要以上の接触は避けたいというのが本音です。
もしAがもっと周囲に思いやりを持っていれば、別の結果が待ち受けていたことでしょう。
「人の振り見て我が振り直せ」の諺通り、改めて自分も気を付けようと思ったエピソードなのでした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:六条京子
ティネクトのエッセイコンテストで大賞を受賞したのをキッカケに、ライター活動開始。街コンや女子会に積極的に参加して、インタビュー対象を探す日々。Xでも「六条京子@Webライター(@akasinokata321)」として発信を行う。

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