ママになってもやりたいことを追求するのは大事ですよね。
しかし何かに夢中になりすぎて、人へ迷惑をかけてしまうのは考えもの。
ママ友のやりたいことに振り回された筆者の友人S子のエピソードをご紹介します。
画像: こっちは仕事のシフトをずらしたのに!【子守りをしたのに感謝ゼロ!?】自己中ママの末路

ママサークルを主宰するパワフルママ

保育園で知り合ったママ友に、とてもパワフルでリーダー気質なタイプの人がいました。
そのママは
「地域のママのための居場所を作りたい!」
という高い理想のもと、地域密着型のママサークルを主宰していました。

ある時、そのママ友がイベントを企画。
「人手が足りないから、手伝ってくれない?」
とお願いされたのですが、土日もフルタイムで看護師の仕事をしているため
「企画のお手伝いはできるかもしれないけど、当日のイベントは仕事があるから参加できないの。ごめんね」
と伝えました。

イベント前夜に電話が

しかしイベントの前日、ママ友が泣きながら電話をかけてきて
「子供が熱を出してすごく困っているの。イベントはずっと準備してきたから、どうしても成功させたい。お願いだから預かってくれない? 看護師のあなたにしか頼れないの!」

と言ってきました。
あまりに必死の様子に断れず、仕事はシフトをずらして調整し、急遽子供を預かることに。

ママ友のマンションに行くと、そこには!?

当日の朝、ママ友のマンションへ行くと
「ありがとう。うちの子以外の、他の子の世話もお願いできる?」
とのこと。発熱しているママ友の子の他に、他のボランティアスタッフの子供たちの世話まですることになったのです。

病気の子の看病に加え、元気な子供達の世話にも追われ、一人でぐったり。

夕方、「イベントは大成功だった!」と上機嫌で帰ってきたママ友。

「ありがとう!」と軽い調子で渡してきたのは、ポテトチップス一袋でした。

「こちらはシフトをずらして都合を合わせた上に、たくさんの子供の面倒を見たのに……」と唖然。

謝礼が欲しいわけではなく、誠意のこもった「ありがとう」の言葉が欲しかったです。

あまりにも自分が軽く扱われたように思え、そのママ友とは距離を置くように。

ママサークルはその後、彼女の配慮の無さがきっかけでトラブルが絶えず消滅したと、人づてに聞きました。

パワフルで行動力があるのは良いことですが、最低限の人との付き合いのマナーや、人への敬意は大切だと思った出来事でした。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワーキングマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。

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