我が子の成長はとても喜ばしいもの。でもどこかで、ずっと赤ちゃんのままでいてほしい――と思ってしまうのも母心ですよね。今回は、友人のM子が素敵なエピソードを聞かせてくれました。

星空の中で……

翌日、帰宅した夫が抱えていたものは、子ども用のプラネタリウムでした。
早速、息子を自分のベッドに寝かせ、最初はそばに寄り添いながら起動させてみます。
優しい音楽と共に、天井いっぱいに広がる星空。
息子と一緒に「あ、北斗七星見つけた!」「流れ星だ!」と星探しを楽しみました。
すっかりプラネタリウムに夢中になった息子。
驚いたことに、「ぼく、暗いのもう怖くない! だって暗いからきれいなお星さまが見えるし、キラキラしていて楽しいから! 明日はママがいなくても、一人で寝てみる!」と言ったのです。
息子の言葉を聞いた瞬間、なぜだか涙が出そうになりました。

新たな悩み!?

「みんなのように、できるようにならなくては」と、躍起になっていた自分もいたと思います。
でも大切なのは、子どもの気持ちに寄り添いながら、「できた!」という小さな成功体験を一緒に積み重ねていくことでした。
一人で寝ることができるようになった息子は自信がついたようで、ひとつお兄さんになった気がします。
ただ、最近では新たな悩みも。たくましくなった息子を見ていると、今度は私の方が寂しくなってきて……。
我が子の成長はもちろん喜ばしいのですが、一方で、ずっと可愛い赤ちゃんでいてくれたらいいのに、なんて思ってしまうのです。これって、きっとどの母親にも共通する心情なのではないでしょうか。
息子の自立を温かく見守りながら、私自身も少しずつ「子離れ」の練習をしていこうと思います。でも今夜はちょっとだけ、星が見たい気分の母なのでした。

【体験者:30代女性主婦、回答時期:2024年3月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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