「孫は目に入れても痛くない」というほど、かわいい孫にはメロメロになってしまうもの。すくすく成長していく孫の姿に癒されたり活力をもらったりしている人も多いのではないでしょうか?
でも、孫が好きだからといって、色々やりすぎないよう注意も必要です。
60代の知人女性から聞いた、後悔エピソードをどうぞ。
画像: 「孫がかわいくて周りが見えていなかった」【初孫フィーバー】で浮かれた結果、お嫁さんに嫌われました

初孫にメロメロ

私が60歳になったとき、35歳を過ぎた一人息子がようやく結婚しました。

『このまま独身を貫く気なのかも』と夫と心配していたので、息子が当時彼女だったA子さんを連れて来たときには、正直かなりホッとしたことを覚えています。

それからとんとん拍子に話は進み、2人は無事に結婚。まもなくしてA子さんの妊娠が発覚し、男の子が生まれました。

私たち夫婦にとっては初孫。

とにかくかわいくてかわいくて、たくさん祖父母の愛情を注ごうとしていたのですが......。

どうして!?

ある日、息子から電話で突然
「しばらく実家には帰らない」
と宣言されたのです!

そのときは孫の1歳の誕生日をお祝いしようと服やおもちゃを大量に買い、我が家で誕生日会のパーティーをすると思って準備を進めていました。

息子から急に拒否されたようで、訳が分からずびっくりしていると……。

やらかした

「母さんは主張が激しすぎる」
「俺らも誕生日お祝いの準備をしているのに、勝手に色々決められてうんざりだ」

どうやら、初孫フィーバーで私はすっかり浮かれてしまっていたのです。

当時は孫とA子さんが退院してから毎週のように息子宅に行って孫を抱っこしたり、お宮参りやお食い初めといった行事も孫を想ってたくさん提案したりしていました。

その結果、A子さんに【子育てに口出ししてくる厄介な義母】と認識されてしまい、嫌われてしまったのです......。

ごめんなさい

息子も私たちの孫フィーバーにはイライラしていたようで、「当分実家に行くとしても俺だけだから」とはっきり言われてしまいました。

「確かに行き過ぎた行動をしていた」と、とても反省しています。それからは孫や息子夫婦との距離感を間違えないよう気をつけています。

【体験者:60代・女性パート主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

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