家事や育児、仕事に追われる日々の中で、夫の言動が妻の心を重たくすることはありませんか?
夫のある口癖に悩んでいたA子は、意外な作戦を実行しました。
その作戦とは? A子から話を聞きました。
画像: 「俺が稼いだ金だ」「俺が買ったテレビだ」金銭マウント夫に反撃! 家庭を守るため、妻が下した決断

「俺が稼いだ金だ」が口癖の夫にイライラ

A子は3人の子どもを育てながら、パートで家計を支える主婦。

そんな彼女を悩ませていたのは、夫の「俺が稼いだ金だ」という言葉でした。

テレビのチャンネルを変えただけで「このテレビは俺が買った」と言われる始末。

確かに、今は夫の方が稼ぎが多いですが、そもそも夫の希望で正社員からパートに変更した経緯もあり、夫の言葉を聞く度にA子はイライラしていました。

夫がこのような言葉を口にする背景には、彼が育った家庭環境があります。

彼の父親も「これは俺が買った」「あれは俺が買った」と言うのが日常だったのです。

夫にとってはそれが当たり前のコミュニケーションだったため、深く考えたことがなかったよう。

しかし、A子にとってはこれが積もりに積もってストレスの原因に。

子どもたちがそんな態度を真似してしまうのではという不安にもなりました。

A子が取った「言い返し作戦」とは?

そこで、A子が考えたのが、「夫が何か言うたびに、自分も『私が◯◯したものなんだけど』と返す」作戦。

ポイントは子どもたちに聞かせないよう、冷静に淡々と伝えること。

例えば、朝食を食べる夫に「それ、私が作ったご飯なんだけど」

洗濯をしたシャツを着る夫には、「それ、私がアイロンをかけたシャツなんだけど」

そして極めつけは、子どもと遊ぼうとする夫に「その子たち、私が産んだ子なんだけど」と言い返すこと。

最初は冗談だと思っていた夫も何度も言い返されるうちに戸惑い始め、次第に自分の言動を振り返るように。

A子の作戦が奏を功し、ついには「俺が悪かった」と謝罪。

「俺が稼いだ金だ」とは言わなくなりました。

夫婦のバランスを見直すために大切なこと

A子の行動は少々手荒にも見えますが、夫婦間のバランスを見直すよいきっかけになったそう。

家事や育児の負担が見えにくい状況では「誰のおかげで」という言葉が一方的に出てしまうことがあります。

しかし、夫婦はパートナーであり、支え合う存在のはず。

お互いが日々の小さな感謝を伝えることが大切ですよね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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