年末年始は、特別な時間を過ごしたいけれど、ちょっとした行き違いが原因で険悪ムードになることも。
結婚3年目のA子が体験した夫とのトラブルを聞いてきました。
画像: 夫「正月に総菜のパックなんか並べるなよ」私「えっ」→ 義実家で愚痴った夫に、義母が一喝!

元旦早々、夫の不機嫌が炸裂! その理由とは?

A子は共働きで忙しいため、「今年はデパ地下のお惣菜でお正月を過ごそう」と夫婦で相談済みでした。

しかし、迎えた元旦、テーブルに惣菜を並べた途端、夫が無言に……。
「どうかした?」と尋ねたA子に対して夫は、

「正月から惣菜をパックのまま並べるなんて雑すぎだろ」と不満を口にしたのです。

続けて、「そんな食卓には、『いただきます』も『ごちそうさま』も不要だ」とまで言い放つ始末。

「こんなんじゃ結婚した意味がない」心に刺さる一言

A子は、普段はパックの刺し身でも文句を言わない夫が、こんなにピリピリするのはおそらく「正月は特別であるべき」というこだわりが原因だと察しがつきました。

しかし、その思いをいきなり不満としてぶつけられてしまい、気持ちがモヤモヤ。

続けて夫は、「こんなんじゃ、結婚した意味がない」と口にしたのです。

A子は、仕事が忙しい中でもできる限り準備をしたのに、全て否定されているようで悲しい気持ちになりました。

義母がズバリ!「自分でやりなさい」と夫を一喝

そして、夫婦の間のぎくしゃくを抱えたまま夫の実家で迎えた正月の挨拶。

美味しそうなおせち料理が並んだテーブルを見て夫は、

「正月はこうでないと。A子なんか、正月早々惣菜をパックのまま出すんだよ」

と愚痴をこぼしました。すると義母の返答は痛快そのもの!

「嫌なら自分でお皿に並べるくらいやりなさい! いい大人なのに」

と一喝。さらに義母はA子に対して

「ごめんなさいね。もっと子どものころに家事を手伝わせるべきだったわ」

とフォローを入れてくれたのです。

義母の言葉にA子は心が軽やかになり救われた気持ちに。

一方夫は、義母にピシャリと言われ、ソファで肩をすくめて小さくなっていました。

年末年始の忙しい時期だからこそ、思いやりを

夫は義母に同情してほしかったのかもしれませんが、そう甘くはなかったようです。

夫に悪気はなかったとは思いますが、夫婦生活は今後も続きます。

完璧を求めずに無理のない範囲で協力し合うことが大事。

年末年始の忙しい時期だからこそ、お互いを思いやる気持ちを忘れずに、夫婦の絆を深めてほしいですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yumeko.N
元大学職員のコラムニスト。専業主婦として家事と子育てに奮闘。その傍ら、ママ友や同僚からの聞き取り・紹介を中心にインタビューを行う。特に子育てに関する記事、教育機関での経験を通じた子供の成長に関わる親子・家庭環境のテーマを得意とし、同ジャンルのフィールドワークを通じて記事を執筆。

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