親元を離れて初めて親の偉大さに気がついたと感じる方は多いのではないでしょうか? 筆者の知人は母親の入院を機に突然父親との二人生活が始まったようです。母親の偉大さに気がついた反面、父親とは関係がこじれてしまったようで……?

そして聞こえてきたのは「嫁が入院して大変なんだよ! 娘の料理はまずいし役立たずで、家事は全部俺がやってるんだよ。本当俺ばっかり苦労してるわ!」という言葉。
実際には母の入院中、父が家事をすることはなくほとんど私がやっています。

実は以前母が「お父さんはモラハラ気質なところがあるからね~。」と漏らしていたのですが、そのときにはあまり理解できていませんでした。
しかし、実際家族のためにと自分で行動してみて、父のこの発言を聞き、ようやく母の言っていた意味が理解できました。

結末

父の電話で話す声が聞こえた日から、父のために料理や洗濯をすることが耐えられなくなってしまいました。悪気はなかったのかもしれませんが、感謝の気持ちくらい持っていてもらいたかったです。いい機会だと思い一人暮らしを始めました。

その後、母は退院し元気に暮らしていますが、私と父はいまでも不仲なままです。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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