職場の同僚と親しくはしていても、やはりプライベートの友人とは関係性が違うため、踏み込んだ質問はしないようにしている人も多いのではないでしょうか。今回は同僚にしつこくプライベートのことを聞かれて困り果てた結果、とある手段で反撃をした経験のある筆者の知人、Iさんのお話です。

そして翌日、Mさんと休憩が一緒になったIさん。
「Iさんって2人目の子ども作らないんですか? 2人目不妊ってよく聞きますけどそういうやつ?」
いきなりIさんにプライベートな質問をしてくるMさんに、Iさんはにっこり笑って答えました。
「そんなことよりMさんはなんで彼氏作らないの?」
「え……」
ぐっと言葉に詰まったMさんに、Iさん以外の主婦パートが続けて尋ねました。
「結婚の予定はあるの?」
「なんで若いのに社員じゃなくてパートなの?」
「ねえ、私たちのことばかり話してるから、今度はあなたのこと詳しく聞かせてよ」
主婦パートたちに矢継ぎ早に質問され、Mさんは真っ赤な顔で黙り込みました。

それからというもの、Mさんがプライベートな質問をしてくることはなくなったそうです。

悪気はなかったのかもしれませんが、いくら仲の良い職場の同僚とはいえ、聞いていいことと聞かない方がいいことはありますよね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子
大学卒業後に同人作家や接客業、医療事務などさまざまな職業を経験。多くの人と出会う中で、なぜか面白い話が集まってくるため、それを活かすべくライターに転向。現代社会を生きる女性たちの悩みに寄り添う記事を執筆。

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