筆者の体験談です。
北海道で行われる推しグループのコンサートに、同僚A子とその提案で加わったB子の3人で参加することに。いつもとは違うメンバーでの旅行が、思わぬ形で心に影を落としました。
画像: 親しくない友人が加わった旅行が「最悪だった」終始【便利な人扱い】され、地獄の旅行になった話

いつもと違う旅行の始まり

毎年A子と二人でコンサートに行くのが恒例でした。
しかしその年は、A子から「B子が行きたがっている」 と相談され、あまり親しくないB子も加わることに。

私はファンクラブ名義を持っており、非会員でも同行可能なため、手配を引き受けました。
宿泊や交通の予約に加え、混雑が予想されるグッズ購入も担当。
一人で前日入りし、準備を整えましたが、心にはわずかな不安が残っていました。
B子とはあいさつ程度の間柄で、彼女がどんな人なのかほとんど知らなかったからです。

観光を優先する二人

コンサート当日、ホテルに到着したA子とB子に、購入しておいたグッズを手渡したときのこと。
二人はこういいました。

「何時ごろドームに着きますか? 私たちちょっと観光に行くので、現地集合にしましょう。」

(そんな話は聞いてないけど?)
と驚きましたが、口には出さず。

「行ってらっしゃい」

と笑顔で見送りました。

(私はただの便利な手配係だったのだろうか。)
胸の中に広がる虚しさ。
必死にやり過ごそうとしましたが、一人きりの時間が長く感じられました。

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