筆者の友人・A香は、バリバリのキャリアウーマンです。彼女は20代の頃、結婚に憧れて婚約までしたものの、あることが原因で結婚に興味を失ってしまいました。A香はもちろん、A香の家族も唖然としたエピソードをご紹介しましょう。

婚約
私は20代の頃、結婚に憧れていました。
仲の良い両親に育てられたおかげで、結婚は素晴らしいものだと思っていたからです。
でも今は結婚には全く興味がなく、価値観の違う人と一緒に暮らすことはできないと思っています。
私をそうさせたのは、20代前半で婚約をした元カレが原因でした。
顔合わせ
両家の顔合わせの日、指定された店に私と両親が着くと、そこは小さな居酒屋でした。
それも個室のないお店で、私たちが案内されたのは衝立で仕切られている座敷。
ゆっくり話もできないような騒がしい店だったので、「これが顔合わせ?」と違和感を覚えました。
両親も怪訝な顔で先方のご両親に挨拶をしていましたが、挨拶が済むと彼氏の父親がメニューを渡してきて、「割り勘ですから好きなものを頼んでください」と言ってきたのです。
何しているの?
飲み物や食べ物が運ばれてくるたびに、彼氏の父親は紙に何かを書きとめている様子。
不思議に思っていると、会計の時にレシートを見せてほしいと店員に頼んでいました。
レシートが来ると、自分で書いた紙とレシートを並べて置き、電卓で一つずつ値段を計算。
メモを父に見せて「うちはこれしか食べてないんで。そちらの分は1万8000円です」と言ったのです。
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