年賀状のやり取りはだいぶ少なくなってきたと聞きますが、大切なお正月の行事だからと続ける人もいます。そんな中、ダブルスタンダードな人に振り回されることもあるようです。今回は、筆者の知人Cさんが経験したエピソードをご紹介します。

意外な人からの年賀状に、驚愕

それから数年が経ち、年賀状をやり取りする枚数がだんだん減ってきたと感じる頃。Cさんの元に、思いがけない人から年賀状が届きました。

まさかの、あの友人Zさんからだったのです。

驚きながら年賀状を開いたCさんは、さらに目を見張りました。そこに写っていたのは、赤ちゃんの写真!
「いつの間に結婚したの!?」という驚きと同時に、数年前にZさんが自分に放った辛辣な言葉が頭の中を駆け巡ります。

(あの時、あんなに「自己満だ」「やめてくれ」って言った言葉は一体何だったんだろう……)

思うところはたくさんありましたが、「きっと相手を選んで送っているのだろう」と、Cさんは自分で自分を納得させることにしました。

「結局、幸せアピールかよ!」

後日、高校時代の別の友人に会う機会があり、Cさんは思い切ってZさんの年賀状の話題を出してみました。

すると、その友人からも驚きの言葉が。

「あ、私のところにも年賀状来たよ~。しかもね、手書きで『幸せのおすそ分け』って一言書いてあったんだよね。私、妊活中って教えたはずなんだけど……」

まさかの追い打ちをかけられたCさん。

「結局、幸せアピールかよ!」

その時、驚きと呆れが同時に込み上げてきたCさんでした。自分が独身で写真年賀状を受け取っていた時と、自分が親になって送り手になった時とでは、主張が180度変わってしまった友人の姿を見て、Cさんは複雑な気持ちになったのでした。

【体験者:20代・女性主婦、回答時期:2024年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり
読者モデルを経て、ライターに転身。仕事柄、美容や装いにこだわる女性たちの心理やリアルに興味を持ち、取材。結婚・出産を機に現在は、育児をしながら、女性としての美や健康も両立する女性を主な取材対象に、いつまでもきれいで美しい人生を送るための秘訣をリサーチし発信する女性向けコラムニスト。女性の人間関係に注目した記事も人気。

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