残業後、疲れ切ってタクシーに乗り込んだRは、ひょんなことから運転手の悩みを聞くことに。話し終えた運転手から感謝を受けたRは、「自分も誰かの心の支えになれる」ことに気付きました。

思わぬ流れが、誰かの支えに

自宅まであと20分。「このまま話を聞くべき? それとも適当なところで切り上げるべき?」
Rは心の中で密かに葛藤していました。結局、最後まで耳を傾けることにしたのです。

目的地に着くと、運転手は頭をかきながら「すみません。つい、止まらなくなってしまって……。話を聞いてもらって気が楽になりました。本当にありがとうございます」と、どこかほっとした様子でした。降りる間際まで何度も感謝の気持ちを伝える運転手に、Rは戸惑いつつ車を降りました。

去って行くタクシーを見送りながら、「たとえ一時でも、自分が誰かの支えになれたのだ」と気付いたR。その瞬間、心の中に温かい気持ちが広がるのを感じました。
その不思議な充実感に心が満たされたRは、気が付けば仕事の疲れもどこかへ消えていたそうです。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするためライターに転職。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。

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