男女平等の世の中になってきていますが、かつて受けた男女差別を忘れられない人もいるようで……。筆者の知人Aさんは男女差別の意識が強い両親に育てられ、2才年上の兄との待遇の差に悩んできました。大人になっても納得できなかったAさんは、自らの力で両親から受けた差別を払拭するために立ち上がったのです。Aさん家庭の兄妹格差とは、どんなものだったのでしょうか。
画像: 「大学に行きたかった」【兄妹差別】され進学を断念「親が許せない」→ でも、40代で人生の転機が!

「あなたは女の子だから、、、」両親の言葉

Aさんには2才年上の兄がいました。Aさんの両親は「男は学を身につけ、女に学はいらない」という考えの持ち主。小さな頃から兄との待遇の差をひしひしと感じながら、Aさんは育ちました。

家事手伝いをさせられるのはAさんだけ。そのことを不満に思っても母は「お兄ちゃんは男の子だからやらなくていいのよ」と言うだけです。

Aさんは”そういうもの”と我慢しながら過ごしていましたが、高校卒業後の進路を考えるときにも、両親による男女差別に苦しめられたのです。

許せない! 大学進学したかったのに、、、

2才上の兄が1浪して大学に進学していたAさん。自分も当然のように大学進学を希望していましたが、三者面談で母は驚きの言葉を放ったのです。

「この子は女の子なので進学はさせません!」

進学するつもりだったAさんは驚きながらも、親がそう言うなら仕方ないと進学を諦めて就職しました。その後、結婚し自分も母になりましたが、大学進学したかったという気持ちは消えずに、Aさんは親を許す気持ちにはなれませんでした。

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