接客業をしていると、厄介なお客さんに遭遇することもありますよね。理不尽なことを言われて、不愉快な思いをした経験がある人もいるのではないでしょうか。今回はスーパーで働く筆者の友人が体験したエピソードをお届けします。

最後の手段

こうなったら仕方がありません。私は店長に事情を説明し、一緒にレジのカメラを確認してもらうことにしました。

実はうちのスーパーのセルフレジには、支払いをしているお客さんの姿をずっと録画する機能があります。滅多なことでは見ないのですが、背に腹は代えられません。

女性が会計したと言う時間帯の映像を再生すると、たしかにそこには数時間前にセルフレジで会計をしていた女性の姿が映っていました。

そして、彼女がレジに入れたのは……紛れもなく5千円札だったのです!

真実は分からずじまい

決定的な証拠を突きつけられた女性は、それまでの勢いはどこへやら、みるみるうちに恥ずかしそうにして、そそくさと店を出て行きました。

女性は本当に1万円札を入れたと思い込んでいたのでしょうか、それとも……?
真実は分かりませんが、自分もお客さんの立場で別の店に行った時にはなるべく店員の迷惑にならないよう、気をつけたいと思った出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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