スーパーで「俺の買い物カゴも運べよ！」店員のサービスに怒る客 → まさかのトラブルに仰天！

優しい気遣いサービスに、ステキな店員さん達

私の近所のスーパーでは、とても優しいサービスがあります。
それは妊婦さんや高齢者など、重たいものを運ぶのが困難な人の買い物かごを、サッカー台（袋詰めに使う台のこと）へ持って行ってくれることです。

それ自体はスーパーによってはよくあるサービスだとは思いますが、ここのスーパーは本当に凄いのです。
混んでいる時でもササッと素早く行ってくれて、店員さん達も嫌な顔一つしません。
お客様が気持ちよく買い物出来るようにと、忙しい中でも店員さん達はいつも笑顔で接客してくれるのです。

そんなスーパーの評判はとても良く、私もいつも気持ちよく買い物できるのでお気に入りでした。

いつも通りスムーズに進むはずが……。一体どうしたの？？

ある日、少しレジが混んでいた日の事です。
私の前には、妊婦さんと中年男性が並んでいました。
店員さんは妊婦さんのお会計を済ませると、カゴをサッカー台へ素早く移動させ、そのまま中年男性のお会計を始めました。

相変わらず素敵な笑顔で素早い動き、見ていてとても気持ちの良いものです。

そうして、中年男性の会計も終わりました。
ところが、会計が終わったのに男性は全く動こうとしないのです。すると……

大激怒の中年男性に呆れてしまった。お客様は神様ではありません！

「はよ持って行けよ！」

と、中年男性が怒鳴り出したではありませんか。
なんと中年男性は、自分のカゴもサッカー台まで運べと怒り出したのです。

店員さんは「運ぶのが困難な方へのお手伝いなので……」などと優しく話しましたが、

「女の荷物は運んで、俺のは運ばへんの！？ 意味分からんねんけど！」

と、まさかの大激怒。
ざわつく店内で、すぐさま店長らしき人が現れて中年男性の対応をしてくれましたが、中年男性の怒りは収まらず大騒ぎに。

確かに、男性でも荷物を運んで欲しい時はあると思います。
しかしそれなら、怒鳴らずに「運んでほしい」と、頼めばいいのではないでしょうか？
お客様は神様ではないし、こんな人が本当にいるのかと驚いた出来事でした。

まとめ

確かにサービスの一環なので、判断基準も曖昧で、それを差別と思う人もいるのかもしれません。
それでもサービスの上に胡坐をかくような言動は、大人として非常識なのではないかなと感じてしまいました。

【体験者：30代・筆者、回答時期：2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。