世の中には、本当に驚くような奇跡や運命があるものです。
まさに何かの物語のような、人と人との縁のお話。
今回はそんな驚きの体験をした、筆者の知人A子さんのお話をご紹介します。

嘘でしょ!? まさかの巡り合わせに、ただただ驚愕

ゲイバーの忘年会だという写真の中に、なんと元夫の姿があったのです!
ストレートにこの人誰? と聞くわけにもいかず、

「こ、この人だけ年上っぽいけど。店長さんとか?」

と、ドキドキしながら探りを入れると、

「この人は副店長! 結婚してたんだけど、ずっとゲイかもって悩んで離婚しちゃったんだって~」
「めっちゃ優しくていい人だよ!」

そう何も知らない息子は、嬉しそうに話してくれました。

元夫がゲイかもしれないなんて、A子さんは全く考えたことがありませんでした。
元々本当に優しい人だったから、きっとA子さんを傷つけないよう、セックスレスとして離婚する方向に持っていったのかなと思います。
なぜ言ってくれなかったんだと思わなくもないですし、本当のことを話して欲しかったという怒りも少なからずありますが、もう20年以上昔のこと。

私自身離婚して子宝に恵まれて幸せになっているし、元夫も自分を隠すことなく幸せになれているのなら、お互いの為に離婚してよかったと、心底思っています。

これは身内の誰にも話せない、本当に驚いた出来事でした。

まとめ

一緒に家庭を築くことは叶いませんでしたが、縁の深いお相手だったのかもしれませんね。
A子さんも元旦那様も沢山の苦難を乗り越えて、自分に正直であったからこそ、幸せを掴めたのかもしれません。

【体験者:50代・パート主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.