ルーズだけど憎めない……。そんな人、あなたのまわりにもいませんか? 遅刻&ドタキャン魔の親友にうんざりしていたA美が、思わず裏アカに悪口を書いてしまったときのエピソードを話してくれました。

D子からの謝罪

泣きそうになっていると、突然スマホが鳴りました。
D子からの着信です。

「もしもし」
ドキドキしながら出てみると……。

「A美、ごめんなさい!!」
D子の、かすれた声が聞こえました。どうやら本当に体調不良のようです。

「さっきA美の投稿を見て、本当に反省しました。A美に甘えて遅刻ばかりして、時間泥棒してしまいました。今後気を付けるから、縁を切らないでほしい。A美は大切な友達なの」

反省と仲直り

私は、自分のことが本当に恥ずかしくなりました。
D子はたしかにルーズですが、私と違ってまっすぐです。そして私は、彼女のそんなところが好きなのです。

「私こそ、ごめんなさい。あれ、裏アカに書こうとして間違えちゃったの。本人に直接言わずに、陰口を叩くような真似をして悪かったです」

私たちは仲直りしました。

その後

あのことがあってから、D子は本当に遅刻をしなくなりました。
きっと、相当努力をしてくれているのでしょう。
私たちはなんだか、前よりも仲良くなったような気がします。

そして私は、愚痴ばかり書いていた裏アカを消しました。
D子のように、嬉しいことも嫌なことも、自分の感情をまっすぐ表現できるような人間になりたいと思っています。

【体験者:30代女性・会計士、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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