恋愛中は燃え上がってしまい周りが見えなくなってしまうこともあります。しかし、そんな時だからこそ、周囲の冷静なアドバイスに耳を傾けてみることも大切かもしれません。今回は、友人から聞いた恋愛エピソードをご紹介します。
画像: 友人の婚約者に抱いた不信感。忠告するも、友人「やきもちやかないでよ」→ 5年後、予想通りの展開に

大学時代の友人と再会

大学時代の友人A子とは、同じ学部で入学当初から仲良くしていました。卒業してからは疎遠になっていましたが、10年ぶりに連絡があり、久しぶりに会うことになりました。

約束した当日、てっきり2人で会うものだと思っていたのですが、A子は6歳下の彼氏を連れてやってきました。私にその結婚相手を紹介したいと思い、連絡をくれたということでした。最初は驚きましたが、わざわざ紹介してくれたことが嬉しく、そのまま3人で食事をすることにしました。

婚約者の行動にあ然

彼は仕事も堅く性格も良さそうで、いい人と出会えたんだと思い心から祝福しました。しかし、A子が席を離れた時に、しつこく私の連絡先を聞いてきたのです。初対面だし、しかもA子の婚約者で私も気を遣うので、連絡先が知りたいのならA子に直接聞いてほしいと言っても、「内緒で」「そんな堅いこと言わないで」など何度も聞かれ、正直なんてやつだと思っていました。

ただ、その時A子には言いづらくてそのことは言えずに帰りました。

後日A子に話したが……

その後もずっとモヤモヤを引きずっていた私は、後日A子に「あの人はやめた方がいい」と先日の話をしました。しかしA子は「年下と付き合ってるからってやきもちやかなくなっていいじゃない!」と怒って聞き入れてくれませんでした。

結局そのままA子は結婚。私も結婚式に呼ぶと言ってくれていましたが、揉めたためか呼ばれず、共通の友人から写真を見せてもらいました。

5年後にA子と再会

A子と会ってから5年後、大学の同窓会が開かれ、A子と再会しました。A子は気まずそうな顔で、「彼とは離婚したの。結局浮気されちゃって……。あの時A子のアドバイス聞いておけばよかった。」と悔やんでいました。

熱愛中だからこそ、他人から見たアドバイスって大事だよなと思った出来事でした。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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