上司が自分の仕事を部下に任せてもしミスが起こったら、上司自身が責任を持つことも必要です。しかし、中には全ての責任を部下に負わせようとする上司がいます。こういった責任感の無い人の元で、できれば仕事はしたくありませんよね。今回は、そんな経験をした筆者の話です。

謝罪するのは君じゃない

その時でした。

「君はA子さんの言った通りにやっただけでしょ? 俺は二人の会話を聞いていたよ」

残業の時にたまたま居合わせていたB男が、私をかばってくれたのです。

「部下に自分のミスを擦り付けるのって完全なパワハラですよ。社長もそう思いませんか?」

「そうだな……それが本当なら今回はA子さんの責任だ。君が謝罪の電話を掛けなさい」

社長にこう言われたA子は、しぶしぶ電話を掛けることに。そしてお客様から「もうお宅では買わない!」などとこっぴどく叱られたそうです。自分の責任だと認めたくなかったのでしょうが、もうA子のようなズルい上司とは絶対に関わりたくないと心から思った出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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