いつの時代も取り沙汰される、嫁姑問題。深刻化すると、離婚にも発展しかねません。今回は、姑からのひどい言動に悩まされていた友人のA子が、気持ちを切り替えられるようになったきっかけについて話してくれました。

「嫁にやる家を間違えたようです!」

「うちの娘は、どこに出しても恥ずかしくない子です! ダメ人間なんかじゃありません。謝ってください!」
怒りに体を震わせながら、叫ぶように言ったのは、母でした。母は大人しい性格で、人に怒鳴ることなんていつもならありえません。一同が驚いていると、「どうやら、嫁にやる家を間違えたようです。A子、いつでも帰ってきていいわよ。こんな家、あなたにはもったいないわ!」と、まくしたてました。

すると、舅と夫が、なんと姑に初めて注意をしたではありませんか。
「おい、言いすぎだぞ。A子さんに謝らないか!」「そうだよ、母さん! A子、本当にごめん」
姑は、バツが悪そうに私に謝罪をしました。

母は強し

結局、義両親とは今も同居中です。悪気はないのでしょうが、相変わらず、姑から理不尽に怒られることもしばしば。ですが、私のために怒ってくれた母の愛情を思い出すと、不思議と力が湧いてくるのです。私も母になり、強くなったのでしょうか。可愛い我が子のためにも、いつでも笑顔で朗らかにいようと思っています。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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