親からの何気ない言葉が心に引っかかり、それがトラウマになっている人はいませんか? 筆者の姉は子どもの頃、父親の軽率な言葉がきっかけでその後30年苦しい思いをしてきました。今回は、姉がある人との出会いでトラウマから解放されたエピソードをご紹介します。

合唱団との出会いでトラウマから解放される

それは、職場の合唱団に誘われたことでした。

先輩から「人数が足りないから入って!」と何度もお願いされ、渋々入団。

初めてのレッスンで先生から「あなた新人なのにお上手ね!」と褒められたのです。

この瞬間、姉はトラウマから解放されました。

今では、人前で歌うことへの抵抗は全くなくなり、家族や職場の仲間とカラオケを楽しんでいます。

親子の関係は、子どもの自己肯定感の形成に大きな影響を与えます。

親は軽い気持ちで言っているのかもしれませんが、まだ人生経験が少ない子どもは軽く受け流すことができません。

子どもへの声かけには、優しさと配慮が必要かもしれませんね。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2020年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。

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