今まで近所の公園で遊んでいた子どもたちも、高学年になると行動範囲が広がります。年齢に合わせて、移動手段も徒歩から自転車へと変化。でも、友人は自転車を買ってあげられずにいて……。心温まるエピソードを、友人が聞かせてくれました。

おばあちゃんからの思いがけないプレゼント

ある日、私の母の家に遊びに行きました。「息子が自転車に負けじと走り回っていて胸が痛くなった」と話をしたら、母は「そんなに走ってたの! おばあちゃんが買ってあげるのに」と笑っていました。

そして次の休みの日に、私と息子と母で自転車屋さんに行き、息子は悩んだ末に自転車を選びました。ギアが付いたかっこいい自転車です。「おばあちゃんありがとね!」とこぼれ落ちんばかりの笑顔に、こちらまでうれしくなりました。

息子は新しい自転車に乗って、今日も駆け回っています。

【体験者:30代・主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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