みなさんは「風呂キャンセル界隈」という言葉をご存じでしょうか?
最近SNSでトレンド入りした言葉で、面倒で入浴しない人たちのことを指すそうです。
娘の風呂キャンに悩まされていた、筆者の先輩が話を聞かせてくれました。

「〇〇くんが好きだって言っていた本、買った!」
本か。あの子は元々読書家だったし、好きなアイドルのお気に入りの本なら読むかもしれない。少しでもスマホを触る時間が減らせるのでは?
そう思いついた私は、早速その本を注文し、娘に渡してみました。

笑いごとじゃないかも?

結果は期待以上。娘はその本に夢中になり、何かに火が付いたように読書にのめりこんでいったのです。
元々、何かにはまりやすく、ひとつのことに熱中すると、没頭してしまうタイプの娘。彼女のスマホ時間は格段に減り、それが心にいい影響を与えたのでしょう、徐々に生活習慣が整って、きちんとお風呂に入るようになりました。

「風呂キャンセル界隈」という言葉は、現在ネットスラングとして気軽に使われていますが、元々は精神疾患のある人の間で使われていたそうです。一概には言えないかもしれませんが、医者によると「入浴が面倒」というのは、多くのうつ病の方が感じる症状なのだとか。「風呂キャン」と言うと、どこかポップな印象も受けますが、何日も続くようであれば、笑いごとではないのかもしれませんよ。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2024年2月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。

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