ずっと探していたものが見つかったり、欲しいものが通常よりお手頃価格でゲットできたりするのが魅力のフリマサイト。
買わなくても、ウィンドーショッピングのように色々見るのも楽しいですよね。
そんなフリマサイトで、まさかの悲劇が!? 筆者の知人A子さんの体験談です。
画像: 私の手作りアクセを転売する購入者!【フリマサイト】に添えられた"衝撃の文言"に「ふざけんな!」

アクセサリー作家としてやっていく

A子さんは会社員とハンドメイド作家、まさに二足の草鞋で長年生活していました。
必死に頑張ってきたのが認められたのか、気が付くと作家として軌道に乗っていけるようになったのです。
そのまま会社は退職し、裕福ではないものの、作家として生活できるようになっていきました。

メインはピアスなどのアクセサリ―ですが、特注で個人のオーダーも聞いていました。
「ここはこうしたい」などの細かい注文を聞きつつ、既製品と同じようにならないよう、自分らしさを忘れずに作品作りに没頭。
リピーターも増えてきて、心底感謝しながら制作にのぞんでいました。

これは人気が出てきた証拠? まさかの転売疑惑

そんなある日のことでした。
とあるリピーターさんから、「フリマサイトに転売されてるかも?」とDMが届いたのです。

調べると、そこに載せられていたものは確かにA子さんの作品。
そしてよくよく見ると、どうやらA子さんの作品と同じように別の作家の人から買ったものも転売しているようでした。

内心ショックで、怒りや悲しみなど色んな感情が渦巻きましたが、「転売したくなるほど良い作品と思われたのかもしれない」と、自分を励ましました。

ところが、作品に添えられた文言を見て大ショック! それは……。

悔しい! 絶対に二度とそんなこと言わせるものか!!

「練習用の作品なので、お値打ち価格です♡」

と、あたかも出品者が作ったように書かれていて、しかも売り出されていた三つのうちの一つは、渾身のオーダー作品。
まさに寝る間も惜しんで必死に作った作品が、「練習用」だなんて……。

買ったもののあまり気に入らなくて、売ってしまうのはいいと思います。
そのためのフリマサイトでもあると思うからです。

しかし、渾身の作品をあのように書かれていたのには、本当にショックを受けました。
悔しい気持ちをバネにして、もうそんなことを言われないよう、もっともっと頑張ろうとも思った出来事でした。

まとめ

そもそも転売というだけで失礼なのに、自作したと捏造されるのは心底腹立だしいですよね。
冷たく厳しい世間の声なのだと受け止めて、今後の力に変えたA子さんは素晴らしいと思います。

【体験者:30代・アクセサリー作家、回答時期:2024年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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