嫁姑問題は永遠の課題と言っても過言ではありません。筆者の友人・S子は姑からのマウントにうんざりしていました。しかしある時、思わぬ結末がS子を救います。どんな展開が待っていたのでしょうか?

姑の失態と予想外の逆転劇

所狭しと並べられた料理に舅が箸をのばし、一口食べた瞬間、「お?何だこれ! 」と顔をしかめました。
「何だか変な味がするぞ? 腐ってるんじゃないのか?」と怒りを露わにしました。
実は姑、豪華な料理を見せつけることに夢中になり、料理の味見を一切せずに出していたのです。
舅が料理のパックを確認すると、なんと消費期限が過ぎていることがわかりました。

この出来事に舅は激怒。
「S子ちゃん(私)に嫌がらせをする暇があったら、まともな料理を出せ!」と、席を立ってしまいました。
夫も「味見くらいはしないとねぇ……」と、あきれ顔を隠しません。

普段はマウントを取ることで優越感に浸っていた姑が、この日ばかりは、自分の軽率な行動で逆に家族から非難を浴びる羽目になりました。

それからの関係

この一件以来、姑が私に対してマウントを取ってくることはなくなりましたが、私の中に姑への良い印象はありません。
関係を修復する気も起きず、今では適度な距離を保ち、必要な時だけ付き合うようにしています。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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