女性が3人組で行動していると、人間関係のいざこざやトラブルが生じるといった話をよく耳にします。今回は筆者の知人が体験した、仲良し(?)ママ友3人組のドロドロエピソードを紹介します。
画像: 【女3人組は難しい!?】「なんで私が伝言役しなきゃいけないの(泣)」仲良しでいられなかった理由

ママ友3人組

私には小学生の娘がいます。娘の同級生で、ご近所に住むママ友A子とB子とは、当初は学校に関する連絡事項をやりとりする程度の仲だったのですが、ひんぱんに連絡を取り合ううちに徐々に親しくなっていきました。

最近では3人で集まりお茶をしたり、家族ぐるみで食事に出かけたり、かなり親密に付き合いをしています。

しかし、親しくなるにつれてA子の言動に悩まされることが増えてきたのです。

輪を乱すママ友

A子はB子にたいしての愚痴が多く、コソコソと呼び出してはB子の悪口を聞かせてくるんです。

家族ぐるみで食事をしたとき、盛り上がっていたのでB子が「このままカラオケに移動しようよ!」と提案してくれたことがあったのですが、子どもや旦那たちも乗り気になっているなか、A子から「私もう疲れた。○○がカラオケは行かないって言ってくれる?」と。

こんな風に、輪を乱す発言をしてきたうえに、私とA子の意見にするため私に発言をさせようとするなんてことも多々あります。

ほかにも3人でお茶をしようと話しているのに「私、○○(私の名前)と2人きりがいい。B子のことは断ろうよ!」とB子を省く形で会おうとすることも。

私はB子のことが好きなので、変に誤解されたくありません。人間関係特有のめんどくさい感じになってきているな~と、正直最近のA子にはうんざりしています。

「私はいやじゃないよ!」

そんなことが続いていたある日、B子が手作りのお菓子を持参して来てくれたのですが、A子は案の定「手作りって気持ち悪い。ねえ○○(私の名前)もそう思うでしょう?」と愚痴に共感を求めてきました。

ハッキリ自分の気持ちを伝えたほうがよいと思い「手作りが気持ち悪いなら食べなければいいでしょ? 私はいやじゃないし、美味しいよ?」と伝えたのですが……。

A子は一気に顔色を変え、機嫌が悪くなってしまいました。

その日を境にA子が私にB子の愚痴を言ってくることはなくなったのですが、それと同時にA子が私を避け始めていることにも気がつきました。

「一旦みんなと会う頻度減らそうと思う。」

A子との一件から数週間後、B子から個人的に連絡が来て「ちょっと言いづらいんだけど、最近A子が○○(私の名前)の文句ばかりで、私を巻き込もうとして面倒なの。申し訳ないんだけど、一旦みんなと会う頻度減らそうと思う。変に勘違いされたくないから○○(私の名前)には先に事情を言っておくね。」と、A子とB子の間で起きている出来事と、距離を置きたいと感じていることを知らされました。

私のことを避け始めるようになったと思ったら、今度はB子に私の愚痴を言っていたようです。私自身もA子との付き合い方に難しさを感じていたので、B子の言うようにしばらく距離を置くことに。

結末

ほとぼりが冷めたころ、気が付けば私とB子は自然に2人で会うようになっていました。

ほかのママ友たちからA子の現在について聞く機会があったのですが、A子はほかのママ友コミュニティでも同じことを繰り返し、ついには孤立してしまっているそうです。A子に悪気はないのかもしれませんが、これを機に人との付き合い方を考え直してくれるといいなと思います。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。

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