久しぶりの再会が素敵な思い出になることもあれば、ほろ苦い思い出になることもありますよね。
今回は筆者の友人A子から聞いた、『もう二度と会いたくない』と思った友人との再会エピソードをご紹介します。

勧誘?

「ねえねえ、神様って信じる?」

急な質問で違和感を覚えましたが『B美に限って勧誘とかではないよね』と適当に返すと、まさかの反応が!

「私最近いいこと尽くしで、全部神様のおかげなの♡」
「ぜひA子にもその恩恵を感じてほしいなって思って」

そう、B美は今回私を宗教に勧誘するために連絡してきたのです!

その後

私がB美の勢いに呆気に取られている間に、カバンからいろいろな資料を出すB美。

「ほかにも信者はたくさんいてね」
「今からA子にぜひ会いたいって言っている幹部の方がここにいらっしゃるから♡」

そう目を輝かせて話すB美は、私の呆れ顔に気づいていません。

「そういう話をしたかったんじゃないから」
「もう帰るね」

そう伝えてもまだ引き留めようとしてくるB美の手を振り払い、その場を後にしました。

良かれと思って誘ってくれているのだと思いますし、宗教を信仰するのは個人の自由なので否定するつもりもありません。けれど、お互いの近況報告や思い出話に花を咲かせたかった私にとっては、久しぶりに連絡をくれた理由が勧誘だったとは悲しくなりました。その後もLINEで『絶対A子も神様の恩恵がほしくなるよ』などと届いていましたが、それから返信することはなく、また疎遠になってしまいました……。

【体験者:20代・女性自営業、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.