子育てに関する考え方は人それぞれですが、自分の考え方とあまりにかけ離れた考え方を持つママ友とうまく付き合っていくのは至難の業と言えるかもしれません。今回は私の友人A子から聞いた、男子のお泊り会に「招かれざる客」がついてきて、親にドン引きした話を紹介します。
画像: わが家でのお泊り会に、見知らぬ子が! 私「聞いてませんけど!?」自分勝手なママ友にドン引き

初めてのお泊り会

A子の息子R輔は、小学校4年生です。R輔には特に仲の良い友達が近所に2人おり、2人が初めてR輔の家に泊まりに来ることになりました。

友達S太くんのママとはA子自身も仲良くしてもらっているためまめに連絡をとっているものの、もう1人のY太くんのママとは連絡先こそ知っているものの、今まで特に連絡を取ることもありませんでした。

1人多くない……!?

初めてのお泊り会当日の夕方、玄関のチャイムが鳴ったためインターホンの画面をのぞいたA子。

するとそこには、S太くんとY太くんともう1人見たことのない女の子が立っていました。R輔から「泊まりにくるのは男2人」だと聞いていたため、驚いてしまったA子。とりあえず家の中に入ってもらい話を聞くと、女の子はY太くんの2歳年下の妹だったのです。

招かれざる客

A子はこの時はじめてY太くんの妹と会ったのですが、なんと妹もA子宅に泊まりに来たらしいのです。

A子は「いやいや、そんな勝手に……ないわ」と思いました。事前に聞いていた兄だけならまだしも、A子は女の子を育てたことがなく勝手もわかりません。食べ物のアレルギーがあるのかないのか、小学校2年生の子がすべて自分で把握できているのかどうかも謎で、いろいろと心配になってしまいました。

そのため、やはりY太くんのママに連絡を取ることにしたA子。「今日、妹さんもついてきちゃったみたいなんですが」と連絡したところ。

親も承知の上だった……

「あ、ダメでした?」とY太ママから返信がありました。ここでY太ママが確信犯だったことが判明!

イライラしたA子は、「事前に相談もなくいきなり来られても……、こちらも困ってしまいます」と正直に伝えました。そして、Y太くんに妹を自分の家まで送り届けてもらいました。非常識なY太ママにドン引きしてしまったA子でした。

息子の友達の妹とはいえ、なにかあってからでは遅いのでA子の対応は正しかったように思います。お泊りさせてもらう側であれば、事前に妹も泊まりに行っていいか許可を得てから送り出すのがマナーでしょう。価値観の違いといえばそうですし、悪気はなかったのかもしれませんが、残念ながら少しだけ距離を置きたくなってしまうような体験でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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