友人やママ友などとランチをする時、「あとから〇〇人来ます!」と言って店内で待ち合わせることよくありますよね?
今回は、その一言に悩まされたレストランを経営する友人から聞いた話です。

一向に来ない待ち合わせ

それだけなら仕方ないと割り切れたのですが、その女性2人は毎週やって来るたび
「あとから3人来るかもしれません。」
と言うので毎回広い席へご案内していたのです。
しかしその後も、待ち合わせのお客さんが来ることは一度もありませんでした。

さすがに同じことが5回ほど続いたので、
「大変申し訳ございませんが、お昼時で混雑するため、待ち合わせのお客様が確実にいらっしゃらないのであれば、2名様のお席にご案内させていただきたいのですが……。」
とお伝えしました。

すると「えー、だってあとから来たら座れないですよね? そしたらどうするんですか?」との反論。
「申し訳ございませんが、待ち合わせのお客様がいつもいらっしゃらず、他の大人数のお客様を毎回お断りしている状態ですので、2名様のお席でしたらご案内させていただきます。」と言うと「は? じゃあもういいです! 他の店に行きます!」とまさかの逆ギレで帰って行ってしまいました。

その後、そのお客様たちがいらっしゃることは無くなりましたが、近所のカフェでも同じことをしていたようで、広い席を確保するために待ち合わせしていると嘘をついていたようです。

来ないときは……

今回は、待ち合わせを悪用したとんでもないお客さんの話でしたが……。
友人曰く、「店内で待ち合わせしていただくことは全く問題ないです! ただあまり広くないお店だったり、お昼時の混んでいる時間帯などは、待ち合わせの相手が来ないことが分かった時点で、席をかえさせていただくこともあるので教えてもらえるととても嬉しいです!」とのことでした。

私自身も今後飲食店で待ち合わせをする際には、お店のことも考えて行動しなければいけないと気付かされました。

【体験者:40代・女性飲食店経営者、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:かたひらむぎ
大手マスメディアに勤務し、結婚を機に退職。現在は2児を育てる専業主婦ライター。家族や友人など、波乱万丈な人生を送る人たちに囲まれ、取材対象に。インタビューを行う中で「事実は小説よりも奇なり」を実感。体験者のリアルな思いを読者に届けるべくltnで活動中。

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