今はネットで何でも気軽に注文できて、とても便利な世の中となりましたね。
そんな便利なネット注文ですが、部屋から出ずに欲しい物を手に入れられるのは、家まで届けてくれる配達員の方がいらっしゃるから。
今回は、まさかすぎる筆者の実体験をご紹介したいと思います。
画像: 配達員の行動が、住民の怒りに火をつけた!?「そりゃクレームが入るよ」と感じた、配達員のNG行動

のんびりした平和な街

私が一人暮らしの頃の出来事です。
当時住んでいたのは、閑静な住宅街の中にある、マンションの二階でした。

よく洗濯物を干した後に、ボーッと外を眺めてのんびりするのが好きだった私。
屋根の上にいる猫の喧嘩を眺めたり、子どもが楽しそうに走っているのを見ては「平和な街だなぁ」としみじみ思っていたものです。

そんなに投げて大丈夫なの? ありえない対応にドン引き

そんな平和な街だったのですが、一つだけ気になる事がありました。
それは、近隣を担当しているであろう、よく見かける配達員の方のこと。
その人はめちゃくちゃがさつで、あろうことか配達物を投げるように置いていくのです。
さらに配達時に不在だと分かると、荷物を車に放り投げて戻す所を、何度も目撃していました。

その方と同じ会社から配送された物が、ボロボロになって私の元へ届く事も何度かありました。
発送後に何か他の不備があったのかもしれませんが、私はその方が投げ入れたのだろうと自然に思ってしまうほど、ハッキリ言って酷い対応だったのです。

これはクレームが入っても当然。本当に反省してほしい

ある日家でのんびりしていると、何やら外から怒声が。
何があったのだろうと、ベランダからこっそり覗いて見ると、

「こんなに凹むなんて、おかしいだろう!!」

そう怒鳴るのは、荷物を受け取った向かいの家の人でした。
そして対するは、例の配達員の方……。
どうやら配達物の段ボールがかなり凹んで形が変わっていたようで、中には貴重品が入っているようでした。
配達員は怒鳴られて謝るのかと思いきや、

「こっちは丁寧に運んだので。中を確認してもらえれば……」

と、まさかの開き直り発言。
自分はちゃんと届けている、と話す配達員でしたが、住民の怒りは一向に収まりません。

言い合いはヒートアップし、ついに配達員が折れて謝罪を始めたようでした。
しかし、時すでに遅し。
住民の怒りは収まらず、

「あんたがいっつも荷物投げたり雑に扱ってるの知ってるからな!」
「もう我慢ならない。会社にクレーム入れるから!!」

それ以来、なんと近所であの配達員を見る事はなくなったのです。
おそらく配置替えかなにかで、私の住む地域の担当を外れたのでしょう。

大声で罵倒され続けているのは少し可哀そうにも思いましたが、日ごろの行いが物を言うまさに自業自得かもしれないな、と思ってしまった出来事でした。

まとめ

預かった荷物は雑に扱わず、大切に届けるのがプロのお仕事ですよね。
しかし時間指定がされているのに不在であったり、何度行っても不在で再配達が重なるなど受け取り側のマナーがなっていないこともあると聞きますので、今回の配達員の方もついイライラしてしまったのかもしれません。

お互いに気持ちよくやりとりができるよう、私達も時間指定の約束を守ったり商品はできるだけ一回でまとめて注文するなど、配達員さんに協力することも大切なのではないかなと、考えさせられた出来事でもありました。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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