子どもを連れて出掛けていると、本当に色々なことがありますよね。周囲の人に迷惑をかけてしまいそうになり、焦った経験がある人もいるのではないでしょうか? 今回は子育て中の友人が最近体験したエピソードを聞かせてくれました。

思わぬ優しさにほっこり

いたたまれなくなり、商品を戻して店を出ようとしたその時です。
「ピッ」
店員が無言でお菓子をレジに通しました。驚く私をよそに、彼は自分のポケットから小銭を取り出すと、レジへ投入したのです。
「……今日は、俺がご馳走します。いつもありがとうございます」

彼はぶっきらぼうにそう言うと、お菓子を息子に手渡してくれました。息子は機嫌を直して大喜び! 私が丁重にお礼を言うと、彼は照れくさそうに、でも少しだけ優しく微笑んで会釈をしてくれました。

翌日、私は代金とお礼を携えて再び店を訪れました。彼は相変わらずの「無表情」でしたが、その裏にある温かさを知った今の私には、彼の接客がとても誠実なものに見えました。

「冷たい人だ」と決めつけて、勝手に壁を作っていたのは私の方だったのかもしれません。 イヤイヤ期の育児でボロボロになっていた私を救ってくれたのは、予想もしなかった「不器用なヒーロー」の優しさでした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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