マウントのネタにされやすい「マイホーム」。知人は郊外の中古の一戸建てを購入したら、義妹から「ド田舎の中古なんて!」と笑われてしまいました。ところが、ある出来事から形勢逆転! 知人から聞いたマウント義妹のエピソードをご紹介します。
画像: 義妹「田舎の中古物件なんて、かわいそう(笑)」【都内の新築マンション】を自慢するも、形勢逆転!?

マウント義妹「ド田舎の中古なんてかわいそう」

「子どもを広い家でのびのびと育てたい」と考えたA子夫婦は、郊外の中古の一戸建ての購入を決断しました。
駅から多少離れていたものの、無理なく通勤できる範囲で、リフォームをすれば気持ちよく住める築年数です。

A子夫婦は「いい買い物だった」と満足していましたが、それに水を差す人物がいました。
その人物とは、マウント気質のある義妹のB美です。

「ド田舎の中古を買ったの~?」
「低所得夫婦はかわいそう。もっと頑張らないとね」
そんなセリフでA子たちをバカにし、自分のマイホーム自慢をしてくるのです。

義妹のマイホームマウント

B美夫婦が購入したのは、中心エリアの新築マンションです。
「うちは新築できれいよ~」
「駅近で便利だから、友だちも呼びやすいしね~」
そんなマイホームマウントをかまして、A子の家をあざ笑うのです。

「都会と田舎」「新築と中古」にはそれぞれ長所と短所があり、どちらが上でどちらが下ということはありません。
でもマウントをとりたがるB美は、自分が「上」だとアピールしてくるのです。

マイホームをバカにされたA子はイラっとしましたが、反論すると面倒なので「はいはい」と聞き流していました。
ところがそんなB美が、まさかの事態に襲われてしまったのです。

義妹が大慌て!

なんとB美の夫の会社が経営悪化に陥り、その影響で給料が大幅ダウン。
B美夫婦はローンを組んでマンションを購入していましたが、返済額をギリギリに設定していたため、返済が難しくなってしまったのです。

B美夫婦は慌てて両親に助けを求めましたが、どちらの両親も援助は難しいと拒否。
逆に、無茶な返済計画をしたことを叱られてしまいました。

ローンの返済ができないと、マンションの売却をしないといけません。
困ったB美はついに恥を捨て、「お兄ちゃん、助けて!」とA子夫婦に援助を求めてきたのです。

私たちが助けるとでも?

B美は必死に「かわいい妹のためだもの。お兄ちゃん、援助してくれるよね!?」とすがりつきましたが、彼女はこれまでさんざんA子夫婦をバカにしてきています。
A子夫婦は「私たち、ド田舎の中古しか買えないからね~。援助なんて無理よ」とにっこりと笑って拒否したのです。

B美は「そんなことを言わないで! 少しでもいいの!」とすがってきたけれど、全てスルー。
「低所得夫婦に、援助なんて無理無理」と相手にしませんでした。

マウントを取るだけ取って、自分が困ったときに援助を求めるなんて、自分勝手すぎますよね。
助けてくれる人が見つからず、B美夫婦はマンションを売る、売らないで大揉めの事態になっているのだとか。
でも、A子夫婦は「うちには関係ない」と我関せずの姿勢を貫いているそうです。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2023年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子
団体職員を経て、ライターに転身。男性が管理職、女性多数が一般職の職場にて、女性と仕事、男女平等参画に関する様々な理想と現実に直面し、それを記事にすることを志す。以来、組織に所属する女性を中心にヒアリングを重ね、女性が生きやすい社会生活に関するコラムを執筆中。


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