いつの時代も嫁姑問題は難しいものです。筆者の知人Aさんは姑と仲良くしたいと思っていたものの、いつも訪問しようとすると「来なくていいから!」と断られてしまっていたんだそうです。てっきり姑から嫌われていると思っていたAさんでしたが、姑の言動の裏にはある優しい本心がありました。
画像: 義母「うちには来なくていいから」冷たい拒絶に嫁、大ショック!→ 義父から驚きの真相が明らかに!

嫁姑問題勃発?

Aさんは結婚後、夫の家族と仲良くしたいと考えていました。大事な夫を生み育ててくれた家族なのだから、仲良くするのが当然だと思っていたし歩み寄りたいと思っていたのです。

結婚前の顔合わせや結婚式ではにこやかに過ごしてくれていた姑と仲良くできるという予感がしていたAさん。早く仲良くなりたいと義実家を訪問しようと計画を立てました。

「◯日にお伺いしてもいいですか?」

Aさんの誘いに対しての姑の返答は「来なくていいから!」という冷たいものだったのです。

私って嫌われてるの……?

姑の冷たい態度が気になりましたが、「たまたま予定が合わなかったのかな?」と考えたAさん。その後も何かと予定を作って義実家を訪問しようとしますが、いつも姑の答えは「来なくていいから!」でした。

何度も何度も「来なくていい」と言われたAさんは、「私って姑から嫌われてるの……?」と思うように。ですが仲良くなりたい気持ちも捨てられずに悶々とした日々を過ごしていました。

姑の本心とは?

姑の気持ちがわからずモヤモヤ過ごしていたAさんのところに、舅が1人で訪問してきました。

「いつも来たいって言ってくれてるのに、断ってごめんな〜」

舅は来るなりAさんに謝り、姑の本心について教えてくれました。

昔、姑は自分自身も嫁姑問題に苦しめられた過去があるそうです。だから、自分が姑になったときには必要以上に嫁に関わらないようにすると決めていたのだとか。その決意があったから、Aさんに誘われるのは嬉しかったけど、関わると嫌な思いをさせるかもしれないからと断っていたのです。

姑の冷たさは嫁を大事にしたいと思うが故のものだったのです。

姑の気遣いに感謝

姑の本心を知ったAさんは、嫌われていたわけではないと知って安心すると同時に姑の優しさに感謝しました。

そして、さらに姑と仲良くなりたい気持ちになったAさんは、舅に頼み姑を誘って食事会をセッティングしました。そして、適度な距離感で仲良くしていきたいことを伝え、姑もそれを了承してくれたのです。

過去にあった嫌な出来事を繰り返さないようにと思いやってくれた優しい姑。これからはその嫌な思い出が消えてしまうような嫁姑関係が築けるといいですね。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2024年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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