女の敵は女、という恐ろしい言葉を耳にしたことがある人もいらっしゃるでしょう。
集団心理も相まってしまうと、何やら恐ろしい現象が起こってしまうことも!?
今回は筆者の友人A子さんの、まさかすぎるドン引き体験です。
画像: 私じゃなくて、アナタの意見でしょ! 息子の習い事の【陰口ママ】にウンザリした話

息子の習い事の、ママ友事情

小学生の一人息子がいる、A子さんのお話です。
息子は習い事をしていて、毎週そこへ行くのを楽しみにしていました。
A子さんもそこで知り合ったママ友達と、当たり障りのない会話をしたりして、特に問題なく過ごしていたのです。

その中で、Bママという人はなかなか強烈な人でした。
いつも何かと大声で、強気で毒づいた発言が多いのです。
しかしリーダー気質があるのか、そんな彼女のキャラを好きな人は多かったようでした。

A子さんはBママに苦手意識があったので、あまり深くかかわらないようにして過ごしていました。

断り切れず行ったけど、疲れた……

そんな強烈キャラのBママから、ある日突然ランチに誘われたのです。
正直あまり行きたくなかったのですが、上手く断る理由も思い浮かばず、そのままランチへ行くことになりました。
普通に話している分には楽しいのですが、

「てか、Cママって何歳? あの化粧若作りしすぎじゃない? A子さんもそう思うよね!?」

などと、すぐに色んなママ達の悪口や陰口三昧になっていったのです。
A子さんはそんなBママに同調したくなかったので、

「確かに、何歳なのかな~とは思ってたかなぁ」

などと、濁して返答していました。
その後もBママは色んなママの悪口を楽しそうに話していて、正直あまり気分のいいものではありませんでした。
今後は何かと理由をつけて断ろう! と心底誓ったほど、とても疲れるランチとなったのです。

あからさまに異様な空気。一体どういうこと??

その後、息子の体調不良が続いたので、習い事を休むことになりました。
長引いたものの、なんとか体調が戻った息子。
一安心して、久しぶりの習い事へ行くことになったのです。

息子はウキウキしながら友達のほうへ駆け寄っていき、A子さんもママ友達のほうへ行ったのですが……。
A子さんが話しかけても、なぜか皆よそよそしいのです。
さらに今まで普通に話していたCママが、明らかにA子さんを無視してきました。

今まで当たり障りのないよう気を付けていたし、何も悪い事はしていないはず。
それでも現状にショックを受けていると、1人のママがコッソリ真相を教えてくれたのです。

それ、私のセリフじゃないよね!? ありえない状況にドン引きすぎる

実はA子さん達が休んでいる間、Bママが皆に向かって、

「A子さんって口悪いよね」
「Cママのこと若作りヤバいって言ってたし(笑)」

などと、あることない事を広めていたのだと言うのです。
元々Bママのキャラが好まれていたのもあり、Bママの発言を信じてしまった人も多かったようでした。
そんな噂はどんどん流れていき、なんとCママ本人までたどり着いてしまったのです。

Bママは恐らく、色んな陰口を言っても同調しないA子さんを、面白くないと思ったのかもしれません。
自分の意見をあたかも人が言ったかのように話すBママには、心底引いてしまいました。

A子さんはBママに言い返すことも、周りに弁解することもしませんでした。
ただただ、全ての状況が気持ち悪く感じ、この場にいることが嫌でたまらなくなってしまったのです。
息子には悪いのですが、結局そこを辞めて別の教室に行くことにしました……。

まとめ

Bママ本人としては悪気はないのかもしれませんが、そんな最低なことをする人もいるのですね。
女の敵は女ですが、女の味方もまた女。まさに不可思議な現象です。
どこへ行っても嫌な人はいるものですが、相手にしないのが一番でしょう。

【体験者:20代・パート主婦、回答時期:2024年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。

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