ママ友は子供を通してのお付き合いです。適度な距離を保っているうちは良いのですが、中には非常識なお願いを平気でしてくる人も……。これは筆者の友人・C美に聞いた図々しいママ友とのエピソードです。

「保育園の頃は、まず洋服の問題があったの。小さすぎる服を着てたり、ちゃんと洗濯されてないような服を着てたりしてね。あと、いつもお腹を空かせてて、給食のときに他の子の分も食べちゃったりしてたんだよね。保育園でも問題になったことがあったみたいだけど、結局そのままなんじゃないかな。」

私がR君の話を聞いていて感じた不安が的中したような気持ちになり、Y子と直接話をしてみようと思いました。

驚き

私はY子に連絡をして、ちょっと話があると伝えました。
Y子は我が家に来ると「どうしたの?」と他人事のような顔。
この間の動物園の話をきっかけに、R君が我が家で話をしていることなどを話してみたのです。

するとY子は面倒臭そうな顔をして
「うちはシングルだから、他の家みたいに面倒みれないんですよ。」と開き直ったように言いました。
「それにしても、連絡もせずにベロベロに酔っ払って、お礼も言わずに帰るのはどうかと思うよ。」と言うと、はぁ~っとため息をついて「はいはい、すみませんでした。」と捨て台詞を残して帰ってしまったのです。

その後

その日を境に、R君が我が家へ来ることはなくなりました。
息子とも学校では一緒に遊んでいるようですが、きっとY子に「あの家に行っちゃダメ」とでも言われていたのでしょう。

その後、2年生になるときにR君は転校してしまいました。
Y子に会うこともなくなりましたが、R君が嫌な思いをしていなければ良いなと思っています。

【体験者:30代女性・アルバイト、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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