11月と言えばブラックフライデー! 厳選した獲物をいかに安く上手に買えるかが勝負。戦いの場はショッピングモール。だがそれが面白くない姑は小言が止まりません。この話は、友人Rが義実家に行った時の出来事です。

無駄遣い?

帰宅するとRは勢いよく義実家のドアを開け、大量の買い物袋を運び込みました。袋の山を見たK子は悲鳴のような声で「またこんなに無駄遣いして!」と叫びます。
Rはにっこり笑って「全部、本当に必要なものですよ」と言いながら紙袋をK子に渡しました。
「なによ、これ?」
「いいから開けてください」
ぶつぶつ言いながらK子が袋を開けると、中には軽くて温かそうなベージュのダウンジャケットが。
「お義母さんいつも厚着しているから。これなら1枚羽織れば温かいはずですよ!」
「服なんかたくさんあったって仕方ないでしょ」
悪態をつきながらも袖を通し、ほころぶ顔を隠しきれないK子。

K子は余程嬉しかったのか
「ちょっと隣に回覧板渡してくる」とダウンを着たまま出かけて行きました。
きっと「嫁がまた余計な物を買ってきてねえ」と自慢しているに違いないと、R夫婦は笑いあったそうです。

【体験者:40代・主婦、回答時期:2023年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:N.tamayura
長年勤めたブラック企業を退職し、書くことを仕事にするために転職した駆け出しライター。在職中に人間関係の脆さを感じた経験から、同世代に向けて生き方のヒントになるような情報を発信すべく、日々リサーチを続けている。

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