出産時に大切な我が子へと贈られる出産祝いやプレゼント。家族や友人が我が子のために選んでくれたプレゼントは嬉しい以外の何物でもありませんよね。しかし、筆者の知人女性は少し受け取り手が反応に困るプレゼントをもらったそうで……。そんな困ったプレゼントについてのエピソードを紹介します。
画像: 義母からの出産祝いに「正直、いりません(泣)」ありがたいけど反応に困った贈り物とは?

出産祝い

先日第一子を出産し、両親や義理の親、親戚、友人と多くの方に祝福していただきました。

我が子の顔を見に来た親戚や友人は出産祝いにプレゼントやお金を包んでくれて、どれも我が子のために選んでもらったと思うと嬉しくてたまりません。

しかし、そんなありがたいプレゼントのなかに、1つだけどうしていいのかわからないプレゼントがありました。

旦那の祖母からのプレゼント

それは旦那の祖母からのプレゼントです。

渡されたのは、お世辞にも新品とは思えない古びた箱。箱を開封するとどこからどう見てもおさがりの靴が入っています。

おさがりといっても、1回や2回使った感じではなく、中敷きは印刷が見えないほど真っ黒に汚れていて、まさに『履きつぶした靴』といった感じです。

その場ではせっかくのご厚意なので無下にもできず受け取ったのですが、衛生面を考慮しても子どもに履かせるのは難しいかもしれないと感じました。

事実判明

あとから義母に聞いて発覚したのですが、旦那の祖母からいただいた『履きつぶした靴』は、旦那の祖母にとって初孫である、旦那の従姉妹が愛用していたものだそうです。

旦那の従姉妹が幼いころ気に入ってずっと履いていたものだそうで、旦那の祖母にとっては思い入れのある靴なのでしょう。

思い入れのある大切なものを我が子に譲ってくださった気持ちは有難いのですが、20年以上前の履きつぶした靴をプレゼントされたときは、つい反応に困ってしまいました。

娘が3歳になったいまでも、捨てるに捨てられず、かといって履かせるわけでもなく、我が家の押し入れの奥で眠っています。

まとめ

旦那さんのおばあ様にとっては、よかれと思った行動だったのでしょう。

しかし、背景を知らずに見ず知らずの方の履きつぶした靴をいただいても、反応に困ってしまいますよね。

今後誰かに贈り物をする際は、自分の気持ちの押し付けになっていないか、本当に相手が喜ぶ物なのかよく考えたいと感じたエピソードでした。

【体験者:20代・女性パート、回答時期:2024年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A
夜の世界での接客業を経て、会社員に転身。その経験を生かして、男女の人間関係を中心にコラムを執筆。結婚と出産の際に会社員として苦労した経験を経て、働く母親世代の思いにも寄り添うべく、執筆業専門に転身。現在は、男女関係、ワーキングマザーのリアルを描くライティングを行う。


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.