みなさんは「毒親」という言葉をご存じでしょうか?
それは、子どもの幸せを妨げるような支配、放置、過干渉などをする親のことを言うそうです。
今回はそんな毒親に育てられた筆者の友人A子さんの、少し悲しいお話を紹介します。
画像: <毒親って変わらないんだ>孫の成長に「あーあ、お前に似ちゃったね」意地悪な顔で笑う母に、ゾッ!

毒親から離れるための一人暮らし

A子さんの親はいわゆる毒親と呼ばれるタイプの人で、とにかくA子さんの自己肯定感を下げる発言ばかりしていたそうです。
特に酷かったのは母でした。
どれだけA子さんが頑張っても、全てを否定してくるのです。
父は仕事ばかりで関わる時間も少なく、そんな母に育てられたA子さんはどんどん自分の事が嫌いになりました。

それでも成長していくにつれ、見える世界が広がったA子さんは「母から離れよう」と決意したのです。
そうして就職を機に、A子さんは家を出て一人暮らしを始めました。
しばらく実家に顔を出すのを止めて、物理的に距離を取り始めたのです。すると……

関係は良好に? 穏やかに話せるようになった

みるみるうちに、A子さん自身の気持ちが変わっていきました。
病院に通う事もありましたが、幸いな事に職場や友人にも恵まれていたので、「自分はダメな人間じゃないんだ」と、少しずつ思えるようになっていったのです。

しばらくして、A子さんは結婚し娘をもうけました。
その頃には母との関係も良好になっていて、会う度に嫌味を言われることもなく、娘の成長を一緒に喜んでくれました。

実は父は早くに亡くなったので、母は一人暮らし。
高齢になってきたのもあり、心配だったので娘を連れて頻繁に遊びに行っていました。

娘も母に懐いているし、嬉しそうに「A子の小さい時にそっくりね」と、母はA子さんの娘を可愛がってくれていたのです。ところが……

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